クリスチャンパパ物語

How sweet are your words to my taste, sweeter than honey to my mouth! Psalms119:103

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

オーストラリアに来た理由

オーストラリアで暮らしていると、よく「なぜオーストラリアに来たの?」と聞かれます。理由が少し複雑なため、正直答えるのに困ります。 「妻が帰りたがっていた」「日本よりも海外の文化を好んでいた」「日本での生活が経済的に難しくなった」など幾つか理…

洗足木曜日

今日は「洗足木曜日」です。 洗足木曜日とは、イエス・キリストが十字架に付かれる前夜の食事の際に、弟子たちの足を洗われたことを記念する日です。 復活祭直前の、受難週の木曜日で、受難日の前日がこの日に当たります。 イエスが洗足された夕食は、「最後…

子どものペース

日に日に、息子はハイハイをしなくなってきました。今日はほとんどハイハイをせずに歩いていました。。これまでは抱っこするかベビーカーに乗せるかして移動していましたが、息子の手を引いて一緒に歩くことも出てきました。 息子と一緒に歩くと、自然と彼の…

主観的感情vs客観的真理

ここ最近、毎日のように、クリスチャンライフというのは、「主観的感情」と「客観的真理」のどちらに立つかの闘いだと思わされています。 毎日いろんな出来事が起こり、その度に感情は揺さぶられます。その時に、感情に従って生きるのか、聖書の語る客観的真…

人から嫌われたくない

最近、人と話している時に違和感を覚える時がある。それは、本来の自分でない自分を演じてしまうというものである。その場の状況、目の前の相手に合わせて、自分の生きる一貫性のない自分。昔からそんな自分が嫌だった。 昔から、”いい人”でいたかった。人か…

しゅろの主日

今日は”しゅろの主日”です。 ⑴ 「しゅろ」って? 「しゅろ」とは、ヤシ科の常緑高木を意味し、聖書でしゅろと訳されている言葉は”ナツメヤシ”を指す言葉です。聖書に出てくるしゅろは、鳥の羽の形をしたもので、葉は左右に小さい葉がたくさん並んでいます。 …

子どもに謝らせることについて

妻が読んだ子育ての記事をもとに、夫婦で”子どもに謝らせる”ことについて一緒に考え、ディスカッションしました。 僕はそれまでは、”何が悪かったのかを子どもが理解した上で、心から謝らせる”べきだと考えていましたが、そんなに単純ではないことがわかり、…

聖化を求める態度

職場への道すがら、ふと来年でクリスチャンになってから10年が経つことに気づいた。そして、気が早いが、これまでの歩みを振り返ってみた。 救われた頃と今とで何がどう違うか。 しばらく考えながら思いついたことは、"聖化(霊的成長)を求める態度"が変わっ…

詩篇127篇

英語にも慣れるために、たまに英語で聖書の解説を聞いています。今回は、ジョン・パイパー先生の詩篇127編の二回のシリーズを聞きました。 これはとても素晴らしかったです。子育て真っ最中、子育てに悩み、疲れを覚える時もしばしばの自分にとって大きな励…

子どもを夢中にさせる自然の力

今日の午後は息子を連れて公園へ。 これまでも何度か近くの公園へ連れて行っていますが、オーストラリアには”公園デビュー”なるものはなく、縄張り意識を持ってる人もまったくいないので、僕も勝手に子どもを連れてって、何の遠慮もなく遊ばせられるので感謝…

クリスチャンの目に見えない闘い

クリスチャンとしての歩みには闘いがある。 その一つが、主観的感情と客観的真理の闘い。 言い換えれば、自分の感情に立つのか、聖書が語る真理に立つのか。 もちろん正解は客観的真理に立つことであるが、口で言うのは簡単だが、実行するのは難しい。 主観…

主が家を建てるのでなければ

自分の力に頼りやすい自分。理想を追い求めたり、責任を果たそうとする上で、どう自分は頑張れるのかをすぐに考える。 しかし、もし自分の力で何かを建てあげ、守ろうとするならば、それはむなしいと聖書は語る。主はその愛する者には、眠っている間に、必要…

子どもが叫んだときにどうするか?

最近、妻と「子どもが叫んだときにどうするか?」よく話し合います。 僕らにとって初めての子育て。積み重ねてきた知恵もないので、こういった具体的なことをどうすればいいか悩みます。 最初は叫ぶこと自体があまり良くないと考えていましたが、喜びの叫び…

夫婦間でのディスカッションのタイミング

僕は朝に一人で聖書を勉強する時間を取っています。 朝から一人で聖書を学ぶのを楽しんでいると、起きてきた妻と朝食を取っている時に今朝学んだことや考えさせられたことを話したくなります。 先日、そのように朝食を取りながら妻に話していたとき、いつも…

親に与えられている自由をどう使うか

二月から妻が仕事に復帰し、週二日私が息子の面倒を見ています。 子どもと過ごす日のスケジュールをどのようなものにするか色々考えさせられます。ご飯とおやつ、お昼寝の時間は決まっているので悩む必要はありませんが、午前と午後に一回ずつまとまった自由…

愛情表現ってしなくてもいい?

オーストラリアではよく、日本人の私にはできないような大胆な愛情表現をしているカップルを見かけます。 ある日、職場から自転車で帰っている時に道端で熱いハグをしているカップルがいました。思わず、気になって横目で見てしまいました。いやぁあんなに大…

震災から七年、今思うこと

2018年3月11日、東日本大震災から7年が経ちました。 私は宮城県仙台市出身で、地元が被災し、被災地にある教会が設立した支援団体で5年間ほど働いていました。今では、オーストラリアに住んでいるので、被災地には直接の関わりはありませんが、震災から7年が…

旧約聖書緒論: エゼキエル書

【位置づけと著者】 エゼキエル書は大預言書(the Major Prphets)の一つで、捕囚期中預言書です。その著者は預言者エゼキエルです(1:3)。彼は祭司の家系に生まれ、長老たちが彼の家に集まっている様子などから(8:1)、ユダヤ人たちのリーダーとして民衆の間で…

子どもの"じりつ"を目指して

最近、子どもが自分の足で立って、歩いている姿を見ながら考えたことがあります。それは、"じりつ"についてです。 一般的に子どもの"じりつ"は、「自立」という漢字が使われますが、「自律」という漢字も子どもの成長を考える上で、大事な意味を持っていると…

クリスチャンはひな祭りを祝ってもいいの?

3月3日は "ひな祭り"の日です。日本には様々な伝統行事がありますが、多くのクリスチャンがどのようにそれらの行事を考えればいいのか、または、行事に参加すればいいのか悩むのではないでしょうか? 今回は "ひな祭り"について考えていきます。 1. そもそも…

プリムの祭り

昨日の日没から今日の日没まで、ユダヤ人たちは"プリムの祭り"を祝います。エステル記に書かれた出来事を記念したお祭りです。さて、そのプリムの祭りとはどんなお祭りなのでしょうか? 1. 時期 プリムの祭りは、ユダヤ暦のアダルの月の14日の日没から15日の…