我が子が「自分の罪がよく分からない」のはなぜ?
昨日も息子に謝り、赦しを求めた。
不完全な親、間違ったこと、すべきでないことをしてしまう。
だから、きちんと謝らなくてはいけない。
親だから、子どもにだから、謝らなくていいとはならない。
親が自分の罪に対して、どのような見方や態度を取っているかは、子どものそれに大きく影響するだろう。
親の罪理解は子どもの罪理解を育てる、と思う。
クリスチャンホームで育つ子どもの中に「自分の罪がよく分からない」と言う子どもがたくさんいる。
しかし本来、クリスチャンホームの子供には、自分の罪がよく分かる環境が用意されているべきだろう。
なぜなら、そこでは神の聖さが教えられ、人間の罪の醜さ、酷さが教えられ、また、親がどのように自分の罪を扱い、神と家族にその赦しを求めるかが示されるから。
親は自分の罪理解が増していけばいくほど、罪に対して敏感になり、わずかな罪に赦しを求めるようになる。そして、子どもはますます罪とは何か、聖さとは何かを学んでいくだろう。
もしかしたら、クリスチャンホームの子どもが自分の罪がよく分からないとなるケースの問題の本質は、親の罪理解の欠如にあるかもしれない。