自分に甘く、人には厳しく
自分に甘く、他人に厳しくしてしまう。
意図的にそうしているわけではないのに、ついついそうなってしまう。
それが良くないことだとわかってるのに。
相手の失敗を見聞きしたとき、それを言葉に出さなくても、頭の中には批判的な考えが、心の中には否定的な思いが生まれる。とても自然に。
そうしようと意識しているわけではないのに。
そんな自分のことを考えるときに、思わされる。
やっぱり自分のうちには罪がある。
自分はとても善人とは言えない、罪深い、自己中心的な存在だ。
普段、自分はそんな悪い人間じゃないと思うが、本当はそうじゃない。
自分の本心があらわれ、本当の自分に向き合うならば、すぐに自分のうちには真実な愛がないことがわかる。心から相手を心配する、憐れみの思いがない。
その人の心境を察しようととするよりも、瞬時に相手をさばく思いに満たされる。
とても自然に、自分中心に生きてしまう自分には"救い"が必要だ。自分の力では変われることができないから。
罪深い自分を、根本から変えてくださる キリストにただただ感謝します。
「私には、自分のしていることがわかりません。私は自分がしたいと思うことをしているのではなく、自分が憎むことを行っているからです。...私は、ほんとうにみじめな人間です。だれがこの死の、からだから、私を救い出してくれるのでしょうか。私たちの主イエス・キリストのゆえに、ただ神に感謝します。」新約聖書ローマ人への手紙7章より