好き嫌いに基づかない愛
キリストの愛は好き嫌いに基づいていない。
福音書を見る限り、イエスが自身の好みによって相手を愛したり、愛さなかったりしたことは一度もない。
キリストの愛は、相手のことが好きか嫌いかに関係しない。
でも、人間の愛は違う。
人間の愛は、好き嫌いに基づく場合が多い。
相手のことが嫌いならば、その感情に基づいて接してしまう。
もしキリストがそのように生きられたのならば、キリストは十字架にはつかれなかった。
誰も救われなかった。
相手が自分に対してどのように接するかは、自分が愛するかどうかに関係ない。
レスポンスとしての良い行いではなく、
主体的に良い行いをすることを選ぶ。
それがキリストの生き方。
"自分に良いことをしてくれる者に良いことをしたからといって、あなたがたに何の良いことがあるでしょう。罪人たちでさえ、同じことをしています。"ルカ6:33