忘れる力
否定的な思いが募ると、いろいろおかしくなる。
だから、忘れる力が必要だ。
他者に対して、否定的な感情を抱く。
一度、嫌いになると、一緒にいればなおさら、一緒にいなくても、自然に嫌いな理由を考えてしまうことがある。
そうなると、相手との関係が破壊されるどころか、自分の心はネガティブなエネルギーで包まれ、それによって生活もうまく回らなくなる。
はっきり言って、何も良いことはないだろう。
聖書の神は、ご自身が救い出された者の罪と不法とを思い出すことはされない。
すべての罪はキリストの十字架によって処理され、キリストの義が信者に転嫁されることによって、神の目には聖い存在として映っている。
同じように僕も、すでに処理された罪を思い出して生きるのではなく、神のみわざ、恵みを思い出して生きるべきだ。
その時に、相手との関係も、自分の心と生活も良いように変わっていくだろう。