クリスチャンパパ物語

How sweet are your words to my taste, sweeter than honey to my mouth! Psalms119:103

お父さんがお母さんを愛するならば...

今日は、3組の友人家族と集まって、公園でピクニックをしてきました。私たちの住むオーストラリア・アデレードには、フェンスで囲まれた公園(自動ロック式のドア付き)が結構あるので、小さい子どもを持つファミリーも気軽に集まり、過ごすことができます。

 

その中のファミリーの一人のお母さんが体調を崩して来れなくなりました。私はそれを聞いて、てっきり来るはずだったお父さんとお子さん3人も来ない事になったのかと思ったら、お父さん一人で三人子どもを連れてやって来ました。

 

そして、午前中に集合し、お昼を食べてまた遊び、2時前ぐらいに解散となったのですが、そのお父さんは「妻を休ませたいから、次はどこに行こうか」と悩んでいました。

 

私はその姿を見て、とても感心しました。せっかくの休日に、妻と子どもたちのためにお弁当を準備し、子どもたちに出かける準備をさせて外出し、一人で小さい子ども三人を丸一日見ながら過ごす...。特に、妻のために自ら子どもたちを外で丸一日見てあげるという愛の行為には、色々と考えさせられるものがありました。

 

父親には、たくさんの役割・務めが与えられているが、その一つは、子どもたちに「妻を愛する姿を見せる」ことだと思います。子どもが体験する自分の家庭での生活は、その子の家族観、夫婦観、子育て観に大きな影響を与えます。そのため、聖書的な父親像や母親像、夫婦関係や親子関係を見たり、体験したりした子どもは、自分の将来の家庭のために、とても大きな財産を受けています。母を心から愛する父を持つ、子どもはとても幸せです。そのような父親は素晴らしい祝福を子ども(特に息子)に継承しています。

 

子どもが生まれると、どうしても子ども中心の生活になってしまいがちですが、聖書の教えに立ち、また、子どもに祝福を継承するために、意識的に妻を大切にしたいと思います。