人間関係に対する恐れ
人間は心の深いところで、麗しい人間関係、絆を求めていると思う。
自由に、親しく語り合える存在を人間は求めている。
クリスチャン用語で言えば「交わり」だ。
僕は、交わりに生きるのが下手である。これはずっと抱えている課題だ。
幾つかの理由があるが、主たるものは、人間関係に対する "恐れ"だと思う。
深い交わりを持ちたいという思いがある反面、相手にどう思われるか、相手と打ち解けられるかなど、心に恐れがあるため、積極的になれない。
"恐れ"は、健全な人生を歩むのを邪魔する。
恐れによって、論理的に考えて相応しい行動を取るのをやめてしまう。
ただ一言、「どこかで時間取れる?」と聞いてみればいいのに、相手がどう思うかなどを気にして、それをしない。
このまま恐れに支配される人生を歩むならば、多くの恵みを受け損ねるだろう。
聖書には度々「恐れるな」という神の励ましのメッセージが出てくる。
神に信頼する者にも、恐れる状況が多々ある。しかし、神はその恐れに打ち勝つことを求めておられ、そのために励ましを与えてくださる。