クリスチャンパパ物語

How sweet are your words to my taste, sweeter than honey to my mouth! Psalms119:103

聖書的に考えてユーモアはありか

【クリスチャンとして"ユーモア"をどのように考えるか】
 
僕は白黒はっきりさせたいタイプなので、"ユーモア"が聖書的に善いのか悪いのかはっきりさせたいと思ってきました。
 
聖書の中にイエスさまが笑ったという記述はありません。また、聖書の記述の中で、ユーモアを推奨している箇所は、僕が知る限りありません。
 
だからと言って、イエスさまがユーモアを用いなかったとも言えないし、聖書的がユーモアを必要ないと語っているとも言えません。
 
でも、「聖書的にユーモアは必要です!」とも言い切れず、どっちつかずの状態が続いていました。
 
実際にこれまで、ユーモアに関して異なる見解を聞いてきました。
 
ある方々は、聖書をもとにユーモアは必要ないと言います。
 
また、ある方々は、聖書をもとにユーモアは有益だと言います。
 
どちらも僕よりも聖書に詳しい方が仰ったことだったので、僕としては余計どちらが正しいかわかりませんでした。
 
でも、ここにきて僕の中で結論が出ました。
 
その方々の見解は、どちらも正しいということです。
 
聖書はユーモアが善いとも悪いとも語っていないと思います。つまり、これはグレーゾーンの事柄です。なので、パウロが教えるように、その見解はそれぞれのクリスチャンに委ねられているのであり、それぞれが確信するところに立って生きることが求められていると思います。自分の確信、信仰に従って生きることが勧められており、その信仰に反することが罪となるのです。
 
僕としては、"品のある"ユーモアならば、それを状況に応じて使うことには賛成です。
 
でも、"品のない"ユーモアには反対です。このことに関しては、聖書が明確に否定していることと言えると思います。
 
「みだらなことや、愚かな話や、下品な冗談を避けなさい。そのようなことは良くないことです。…」エペソ5:4
 
「…すべてこれらのこと、すなわち、怒り、憤り、悪意、そしり、あなたがたの口から出る恥ずべきことばを、捨ててしまいなさい。」(コロサイ3:8)
 
でも、僕もそうですが、クリスチャンでも時に、悪意が込められてたり、相手を貶めたりするような冗談を言ってしまったりすることがあると思います。
 
「悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し、聴く人に恵みを与えなさい。」(エペソ4:29)
 
おそらく人との対比で生きる時に、品のないユーモアを言ってしまうことが多いのだと思います。神との関係に生き、どんな相手にも、その人に恵みを与える言葉を語る者でありたいです。