クリスチャンパパ物語

How sweet are your words to my taste, sweeter than honey to my mouth! Psalms119:103

子どもの生活リズムについて

息子が生後9ヶ月になった頃から、彼がよく寝てくれなくなり、かなり困りました。ベッドに置いただけではうまく寝付けなくなり、夜も何度も起きるようになり、その度に抱っこし、寝たと思った頃にベッドに置くが、また泣く…そんな感じでした。

 

結局、ある変化を取り入れたことによって、このような悩みを嘘のように解消することができました。彼は基本的に夜7時から朝7時まで、途中で起きることもほぼなく、僕らとは別の部屋で一人で寝るようになりました。

 

その変化とは、子どもの睡眠の研究に基づいて考案されたプログラムに従って、子どもの就寝、起床、授乳、食事、おやつ、お昼寝の時間をきちんと定め、不規則な生活パターンから生活リズムを作り出すというものでした。

 

興味のある方は、こちらのwebサイトをご覧ください。

https://www.littleones.co/collections/programs

 

このプログラムを取り入れてから、子育てが劇的に変化したように感じています。子どももよく寝、日中はあまりぐずらずにハッピーでいられるし、何よりも僕らの負担が減り、余裕を持って子育てできるようになりました。

 

そして、改めてこのことを聖書的な観点から考え、まとめてみました。

 

特に赤ちゃんの育児については、それぞれの家庭で状況が異なりますし、聖書が明確に語っている内容でもないので、具体的な方法はそれぞれの判断に委ねられるわけですが、生活リズムを定めることについては、ある程度聖書から説明できると思いました。

 

⑴ まずは、そもそも神は人間を生活リズムに沿って生きるように造られたということを思わされます。神は人間を無秩序な環境の中に置くのではなく、太陽を置き、地球を公転・自転させ、時間のサイクルを定め、生活リズムを持って生きるように造られました。大人だけでなく、子どももその生活リズムが必要だと思います。

 

⑵ 生活リズムを定めることで、子どもの罪の性質を助長するのを抑えることができると思います。具体的には・・・例えば子どもの要求に合わせて食事やおやつを与えることがパターン化すると、子どもは、自分の思いどおりに、自分が主導権を持って、生きることができます。それは親が意図せずとも、こどもに「欲しい時にもらえる」ことを教えてしまう、逆に言えば、自分の思い通りにいかないとぐずり、怒るという自己中心の性質を強めてしまうのではと思います。

 

⑶ 子どもに対して理不尽な期待や要求をするのを減らすことができます。これは「子どもを怒らせてはならない」という聖書の命令に通じることだと思いますが、ホルモンバランスに関する科学的な研究に基づいて子どもの生活リズムを定めることで、親が食事や睡眠などに関して理不尽、または、過剰な期待や要求をせずにすむようになります。子どものためにはならない形で、自分の感覚や都合に従って子どもを寝させたり、起こしていたり、食事を与えたりすることを防ぐことができると思います。

 

ネットで育児に関して調べれば一般的なアドバイスはたくさんあります。ただ、聖書的なものは少ないように思います。なるべく聖書的に育児をしたいと考えている方々の参考になれば嬉しいです。